【タロット占い師からパワーストーン店 店主に移行した理由】
 

以前、私はタロット占い師をしていました。
 
タロット占いを始めたのは小学生の時です。 (少女向けの占い雑誌の付録についてきたのが最初です。)占いの結果のあまりの的中率に驚いた小学生の私はどんどんその世界に嵌っていきました(笑)。
 
カード占いは、当初、結果が“良い”“悪い”ということだけをお知らせするためのものだと思っていましたが、20年以上前のある日、インスピレーションが降りてきて
『タロットカードは人生を切り開くための道具』ということがわかりました。
 
その後のタロット占いに対しての私の考えは、
カードの結果の良し悪しは、現在の心の中の投影なので、
たとえ悪い結果が出たとしても、その後は本人の思い(心)と行動を変えることにより未来の結果を変える事は可能だということです。
 
占った時に出たカードの結果に対して
 
今の心の状態を保ち、今まで通りの行動であれば、高確率で近い未来はカードの予言通りになります。
 
が、心の状態や考え方、行動が変われば、占いの結果も変わります。
 
タロットカードでよい結果が出たらそのまま今まで通りに進めばよいし、
カードの結果が悪ければ考え方や行動を変えれば、未来は明るくなるはずです。
 
カード占い師は、お客様の結果が良ければ、それを伝えるだけでいいので気持ちは楽なのですが・・・
 
私の場合、お客様の結果に対し、悪い結果が出た時はまずその悪い結果をなんとかしようと色々考えました。
ちなみに、結果が悪い時は、なるべくオブラートに包んで相手に極力ショックを与えないように伝えてはいました。
そして、「考え方や行動を変えればよい方向に変えられますよ」という基本を伝えるのはもちろん、他にも色々な角度からあらゆる開運のアドバイスをしていました。
 
ですが、それでもお客様によっては、悪い結果のみに焦点を当て落ち込む方もいらっしゃって・・・・。
力を入れて伝えたアドバイスは、ほぼスルーされるという事もありました。
そんな時は、私の心身がヘロヘロになり身が持たなくなってしまいました。。
 
もちろん、明るく前向きに取り組もうとして下さるお客様や感謝を伝えてくれるお客様の方が圧倒的に多かったのですが、当時の私は、全てのお客様に幸せになっていただきたいという思いが強過ぎたせいか、私自身が『落ち込むお客様』に焦点を当て、どうにかしようと“焦ってしてしまう心境”がいけなかったと、それに関して深く反省してます。
 
そもそも、私が相手の方を幸せにしようなんて考え方、エゴでありおこがまし過ぎですよね。
本来、人間には自ら幸せになろうとする内なるパワーがあります。そのお手伝いするのが私の役目ということには、後に気づきました。
 
しかしですね・・・・稀に表面上では幸せになりたいと思っていても、潜在意識は幸せになりたくない人も存在します。(表面上の自分はそれに気づけないのです。)
顕在意識と潜在意識(普段自分でも気づかない心の奥底の思い)に違いがあるのです。
これに関しては、奥が深く説明すると長くなるので、ここでは触れませんが、もしもそれにあてはまるかも?と思う方は、まずはヒプノセラピーやカウセリングを受けるといいかもしれません。
 
 
お話しを占い師をしていた当時の私に戻します。
そこで、占いよりもお客様が前向きになり、お悩みを解消したり、願い事を叶えたりと希望を持てる方法が他にないかな?と、当時の私が考えた抜いた時にビビッと来たのがパワーストーンの存在だったのです。
 
 
元々、自分自身もパワーストーンは大好きでしたし、天然石の願いを叶える神秘の力は数多く体験していたので抵抗はありませんでしたが、ちょっと問題がありました。
当時のパワーストーンブレスレットは宗教臭の強いオドロオドロしたイメージが一般的だったのです。
※(20年近く前のパワーストーンブレスレットの世間一般の印象とは?ここをクリックすると読めます。)
 
 
 
そこで、これをデザイン性のある可愛いオシャレな素材を使用して、パワーストーンブレスを作ろうと思いたったのです!
 
身に着ける人も石の意味だけを重視するのでななく、可愛くてウキウキするようなデザインだったら効果も倍増すると思いました。
(引き寄せの法則、気持ちがウキウキ♪ルンルン♪していれば、また同じような感情が起こる出来事を引き寄せます。それに石のパワーも加わり更に幸運度があがるのです。)
 
 
パワーストーンのインターネット店を始めようと閃いた後は、わりとスムーズに運びました。
 
驚くほど機械音痴の私がいきなりパソコンを買い、当時周りにパソコン出来る人がいませんでしたが、どうにか一人でホームページを作りネットショップを立ち上げることができました。
このような経緯から見ても、見えない存在に導かれたのだな〜と思います。
 
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最後に、タロット占いの良い結果が悪い方へ変わってしまう場合と
悪い結果を良い方向へ変える方法について
 
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良い結果が出た場合、今まで通りと同じ考えと行動をしていれば、かなりの高確率で結果通りの良いできごとが起こるはずです。
 
ただ、稀に、良い結果が出た後に多少“いい気”になるのは良いのですが・・・
「こんな良い結果が出たのだから、私は何でも許される〜」と考え方や行動が高飛車になったりすると・・・ドカーンと落とされ結果は悪くなります。
このようなタイプの方は、ちょっと注意が必要だと思います。実際います。
 
 
または、良い結果が出た後、「その結果はいつ来るの?」「まだ?まだ?」と意識し過ぎても結果が長引いたり、良い結果を潰してしまうこともあります。
良い結果が出た場合は、その結果を忘れるくらいがちょうどいいようです。
 
 
次に、悪い結果が出た場合は、今の考え方や行動を見直して改善すれば、結果は良い方向へと変化する可能性は大いにあります。
 
仮に恋人との将来を占った結果が悪ければ、今までの考え方や行動を見直します。
 
たとえば、今まで我が儘言い過ぎて、相手の気持ちを無視して自分の意見だけを押し通していた人は、相手の気持ちを第一に考えて行動するようにすればいいのです。
 
また反対に、いつも相手の顔色を窺い自分を抑えて相手のいいなりになっている人は、もっと自信を持ち自分の意見も聞いてもらえるよう努力するとかが必要ですね。
 
 
このように、心の持ち方や行動によって、
良い結果が出たにも関わらず、悪い結果になってしまうことや
たとえ悪い結果がでようとも、考え方と行動を変えればよい結果にもなるということを例を挙げて書いてみました。
 
 
ところで、この文章を書きながら、以前持ち帰った浅草寺のおみくじが妙に気になったので、たった今、開いてみると下記のように書いてありました。
 
 
 
浅草寺観音籤の由来と心得(全おみくじに書いてある部分です)の一部を抜粋してみます。
 
大吉がでたからといって油断をしたり、また高慢な態度をとれば、凶に転じることもあります。
謙虚で柔軟な気持ちで人に接するようにしましょう。
また、凶が出た人も畏(おそれ)ることなく、辛抱強さを持って誠実に過ごすことで、吉に転じます。と書いてあります。
 
タロットの結果に関して昔から持っている私の考え方と、浅草寺のおみくじの結果に関して記されている戒めがかなり似ています。
 
結局、タロット占いもおみくじも本人次第で結果は変わるということを、今、観音様がお知らせしてくれたのだと思います。
観音様に感謝です。
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